3Dプリンターで何か作ってみたいけど、
その前に形を作る3Dcadはどうすればいいの?
例えば、ラズベリーパイで作ったもののケースが欲しいとか、
3Dプロダクトのプロトタイプを作ってみたいなどなど…
チャレンジしてみたい方は、3Dcadにしては安価な、
FUSION360かRhinoceros(Rhinoceros)がいいかもしれません。
FUSION360
autocadで有名なAUTODESK社が出している3Dcadです。
個人レベルであれば体験版で実質無料で使えます。
※スタートアップまたは愛好家
(非営利団体または事業の売り上げが10万ドル未満の場合)まで無料
2次元の図面を引いてから、立体として立ち上げて組み合わせる、
といった使い方をするのであれば十分使えます。
日本語字幕ありのチュートリアルもあります。
https://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/learn-training-tutorials
画像は、FUSION360の基本操作 60分間で学べる12のチュートリアルの一部
Rhinoceros
FUSION360も結構高機能ですが、複雑な3D曲面を扱うのであれば、
サーフェスモデリングが得意なライノセラスがオススメです。
3Dcadとしては安い部類ですが、このブログを書いている時点で、
買い切りでmac版は98000円(税別)、win版は144000円(税別)します。
少しお高いですが、国立新競技場の設計者である世界的な建築家の隈研吾さんの
事務所でも活用されているような高機能なソフトです。
win版の方がお高いですが、こちらの方が機能が充実しているのと、
grasshopperというビジュアルプログラミングのプラグインが使えます。
(macではWIP版でのみ限定的に使えます。)
ボロノイ分割のような計算幾何を活用して、複雑な形態を自動生成もできます。
画像はpinterestでgrasshopper rhinoで検索したスクリーンショット。
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Rhinocerosは少し高いですが、FUSION360であれば手軽にチャレンジできますね。
[…] たまには3Dcadのお話。高機能だが比較的安価なソフトについて。 […]