技術

Google PolyをFusion360でお試し

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Googleさんが公開した無料の3Dデータライブラリ

Poly

AR・VRアプリの開発をより簡単にってことを目的としているそうです。

GoogleさんのPoly紹介
https://blog.google/products/google-vr/poly-browse-discover-and-download-3d-objects-and-scenes/

上記の紹介ではGoogle製のVR用アプリ「Tilt Brush」や「Blocks」の利用が紹介されていましたが、以前、弊社blogで紹介されていた「Fusion360」でも使えるのかなーと試してみました。

たまには3Dcadのお話。高機能だが比較的安価なソフトについて。

 

「Fusion360」でPolyのデータを取り込み

Polyで公開されているデータはすべてダウンロード可能というわけではなく、クリエイティブ・コモンズ(CC-BY 3.0)ライセンスが付いているもののみ可能です。

リミックス可と記載があって「ダウンロード」リンクがあるものは可能

ダウンロード出来ないものはリミックス不可になっていて「ダウンロード」リンクが表示されません。

ダウンロード出来る形式はデータごとに異なりますが以下の3種類(多分…)

・OBJファイル
・三角OBJファイル
・FBXファイル

全部の形式に対応しているものもあれば、一つのみのものもあったりします。
基本はOBJファイルのようで、OBJファイルがないものは確認した中ではなかったです。

この形式を「Fusion360」で使用するためには「Fusion360」のネイティブ形式(.f3d)に変換する必要があり、クラウドにデータをアップロードする必要があります。

手順やら詳細は公式に載っていたので、公式参照。

「Fusion360」で利用可能のファイル形式

「Fusion360」で利用するためのファイルアップロード

 

んで、取り込んでみた結果がこちら

はぁ~、3Dデータってこんな風になってるんですねー。

取り込んでしまえばこっちのもの、後は好きなように(出来るかは置いといて)いじるだけ。


 

簡単にお手本が手に入るのはやっぱり良いですね。

今までも探せば無料のデータはあったんでしょうが、とりあえずここで探せば良いって場所があると取っ付き易くて便利。

0から作るのは難しいけど、少し形変えるぐらいならアプリ開発者にも出来るようになりそう。

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