こんにちは、高石です。
2期目ももうすぐ半分が過ぎ、折り返し地点です。
ここで一度、半年の振り返りと、今後の展望を整理してみたいと思います。
2年目の決断
1年目はハッキリいって何もできないまま終わってしまいました。
歩くどころか首も座っていない状態のようでした。
このまま続けていてよいのか、毎晩寝る前に机に座って自問自答を繰り返しました。
前職では、「ITに関することは目をつぶってでもできるぜ」と天狗になっていた私でしたが、コンサルや開発と、会社経営は大きく違うことを痛感しました。
1年間「やりたいこと」だけを追いかけてやってきましたが、1年かけてやっと自分の中で「やりたいこと」と「できること」の内容が大きく乖離していることを自覚しました。アホですね。
戦略の転換をしないと成り行かない状態になっていたため、体の半身を「できること」をやっていく方向に切り替える決断をしました。
自社コンテンツの提供だけでなく、他社のシステム開発を行う新たなサービス「ウルトラアジャイル開発サービス」を提供開始しました。
半年かかる開発を2週間で開発する。1年かかる開発を1ヶ月で開発する。
サービスを打ち出して一発目のサービス提供は、かなりの好感触だったと自負しています。
開発の依頼があってから、2日でβ版システムを作り上げ、2週間改善を繰り返し、納品できました。
決断はよい結果になったと感じました。
半年間の猛進とそれに隠れたもの
ウルトラアジャイル開発サービスを提供して、よい評判が少しだけ広がり、「紹介」、「紹介の紹介」という形で、立て続けに依頼が舞い込んできまいた。
受けた依頼は全力で提供をしてまいりました。
提供に際しては人的リソース不足や、新たな開発スタイルであることによる障害で、お客様にご迷惑をおかけしたこともありますが、なんとか「これがうちのサービスだ」として胸を張って言えるようになってきました。
やっと「やれること」を「売り物」にできる状態なりました。とにかく「やれること」を売りまくりました。
ただ、もともと半身だけ切り替えたつもりでしたが、今、気付けばほとんどがウルトラアジャイル開発サービスに注力されている状態になっていまいました。
「やりたいこと」ではなく「できること」の心地よさ(ストレスフリー)が大半をしめてしまい、「やりたいこと」を考えるのをすこしだけ後回しにしまっていました。
何に比重を置くかは人それぞれです。
私は「できること」を心地よくやるために前職を退職/独立したわけではなく「やりたいこと」をやるために独立しました。
「やりたいこと」つまり「夢」を妄想するのをすこしだけ忘れていました。
これから半年
1年目 :夢を見続けましたが生活ができなくなりました。
2年目前期 :夢を見ず「やれること」をしてきました。
2年目後期は、「やれること」を継続しつつ、COTeggがどこに向かうのか考え抜く時間にしたいと思います。
感覚的には「やりたいこと」「夢」が100あったとして、今の時点でできているのは0.1くらいです。
あと1000倍くらいやりたいことがあります。
半年間「やれること」を全力で走ったせいか、今時点での「やりたいこと」がとっ散らかってしまい、あまり整理もできていないですが、すこしづつ具体化していき、「夢」リストを塗りつぶしつつ、大きくしていきたいと思います。
会社員を辞めたとたんに、経営者としては夢いっぱいの赤ちゃん。
経営者の下の下の状態ですが、一緒に仕事そしているメンバーのパワーを借りて、やりたいことをすこしずつ実現し、広げていきます。
Never let your memories be greater than your dreams.
Never let your memories be greater than your dreams.(過去よりも大きな夢を持とう。)
(コカ・コーラの元CEO、ダグラス・アイベスターの言葉)
1年半前、起業した時の夢より、今の夢は大きいか。
半年前の夢より今は大きいか。
この半年はさらに大きな夢を見て、来年に備えたいと思います。
そのためにも止まらずに妄想し続けること。これに尽きますね。
明日、お昼ご飯何食べようかな。