2015年1月21日で株式会社COTegg(コーテッグ)は創立1周年を迎えることができました。
これも仲間や応援してくださった多くの方、協力してくださった会社さまのおかげです。
心より感謝申し上げます。
1年とちょっと前に、私たち会社設立を決意しました。
今、思うとあの時は会社設立ということの重み、仲間の生活を背負う重みを何も考えずに勢いだけで、とりあえずやってみようと決意したように感じます。
設立した日の私たちは、子供のころに戻ったように可能性が無限にある状態を楽しみ、ワクワクしていていました。
今までの約10年間のエンジニア人生でなんとくなく限られてしまった可能性を、一旦リセットし、明日からはやりたいことが、なんでもできるという前向きな気持ちでいっぱいでした。
しかし、すぐに不安な日々がやってきました。
最初の不安はものづくりの観点での不安でした。
創業してからすぐに作りたいもののイメージは固まりました。
でも、頭の中で想像したモノを少ない人数で作り上げるにはまだまだ物理的に時間がかかり、自分たちの思考と、ものづくりスピードがリンクしていなことに大きく不安を感じました。
スピードを上げるための試行錯誤を毎日しながら、たくさんのバグが内在するサービスに不安を感じ、頭の中だけで描く理想と、現実のギャップに眠れない日々が続きました。
次の不安は作っているサービスの社会的意義に対する不安です。
最初は「ヤバいサービス」を創造したと、サービスの有用性を確信していましたが、時間が経つにつれて、不安が押し寄せてきました。
サービスの開発と同時にたくさんの方に意見を伺うキャラバンを行いました。
興味を持って、協力していただける方がいる一方で、後ろ向きな意見や否定的な意見の方も沢山いました。
本当に、意味のあるもの、社会に受け入れられるものであるかはまだまだ日々検証中ですが、自分の思いと、前向きな意見をくださる方の話を信じ、今でも最善だと思い込むようにしています。
最後は金銭の面での不安です。
資金はみるみるうちに減っていき、気がつくと家賃も払えない可能性がある状態になりそうでした。
見積もりが甘かったと反省しています。
あのまま資金が減り続けていたら、自分のやりたいことを道半で諦めなければいけないのはもとより、応援してくださった方や、我々のサービスに夢を持ちジョインしてくれた仲間が路頭に迷ってしまう可能性もありました。
すこしでも判断が遅れていたら、今頃どうなっていたかわかりません。
他にも沢山の不安があります。
現時点でこれらの不安がなくなったわけではありません。
むしろ日々大きくなっているようにも感じます。
でも、今は助けてくれる方々や仲間が増えたことで、それを上回るくらい、最初のワクワク感が増してきています。
特にこの数ヶ月を振り返ると、たくさんの応援をいただけていると実感しています。
1年前の不安がなかった状態とは少し違いますが、皆さまのおかげで、全身で前進しているという感覚は増しています。
本当にありがとうございます。
次の1年間はまた違った不安が発生しては消え、発生しては消えを繰り返していくのだと思います。
また、たくさんの方に助けていただくことになるかもしれません。
多くの方を巻き込んで協力してもらってしまった以上、今年はその方々に、きちんとわかる形で「私たちの思い」を共有していきます。
共有してこの「ヤバいサービス」を常に改善し、理解してもらい、信頼してもらいます。
そのためには日々行動、行動、行動。有言実行。
誰かが言っていました。
「成功の反対は失敗ではない。やらなかったことだ」と。
正しいと思ったことは、なんでもやります。
これからもわがままな私たちの「思い」と「ヤバいサービス」を楽しんでください。
ウルトラアジャイル開発とともに最強の感動体験届けます。
また一年間よろしくお願いいたします!