こんにちは。たなかです。
先日、弊社のジャスティンさん(アメリカから来日された外国人エンジニア)が初のブログ投稿をしました。
ジャスティンさんは絶賛日本語勉強中ということで、上記のブログを投稿するに当たって、わたしは文章の推敲を依頼されておりました。
Slackでブログ記事を事前にいただき、それっぽい感じに修正。
私も別に日本語力に自信があるわけではないですが、恐れ多くも添削させて頂きました。
やり取りの中で、ジャスティンさんから頂いた質問が面白かったのでシェアしてみます。
~ことのない、〜ことがない の使い分け
質問の内容は以下です。
という文で、なぜ「こと」の後に「の」を付けるのですか?
「が」じゃダメですか?
は〜〜〜〜〜〜〜!!!!確かにーーーーーーー!!!!
何気なく「の」で書いた私でしたが、本当に何の気無しだったので、明確な使い分けがパッと浮かびませんでした。
ひとまず「ことのない ことがない」とかで検索して引っかかったN1の記事なんかを見てみますが、使い分けてる感じでもなく、なんかこう辞書的な答えが見つかりません。
仕方がないので考えました
普段自分はどうやって使い分けてるかを考えなおしてみて、ジャスティンさんに以下のように回答してみました。
・~したことのない僕にとって
・~したことがない僕にとって
上記の違いは「〜のない…」の後に名詞が続くかどうかだと思います。
例えば、
「断食したことがないので、ツラさがわかりません」という文は正しいですが、
「断食したことのないので、ツラさがわかりません」は誤りです。
「〜がない」はどのようにでも使えますが、「〜のない」の方が限定的で、文章で続く”こと(もの)”にフォーカスしてる気がしてます。
「〜のない〇〇(名詞)」はOKですが、「〜のないから」「〜のないです」とかはNG。
「〜がない〇〇(名詞)」はOKで、「〜がないから」「〜がないです」とかもOK。
……うーん辞書的な答えかは微妙ですが、言いたいことは伝わるかな???
まとめ
「わかりました!」と返事を頂けたので、一旦ご納得頂けたようですが、答え合わせができていないので私自信もまだモヤモヤしてる感じです。
どなたか日本語がお得意の方、「〜ことのない」「〜ことがない」の明確な使い分けを教えてください。
短いですが、今回はここまで。