こんにちは。たなかです。
去年末(2018年 12月)ごろにちょこっと話題になってた『Google Earth Studio』をご存知でしょうか?
Earth Studio は、Google Earth の衛星画像と 3D 画像を使ったアニメーション ツールです。
こんな感じの動画がブラウザで作成できるサービスとのこと。
休日はもっぱらGoogle Earthで世界旅行しているたなか、これは琴線にグイグイきます。
草原を馬みたいに駆け抜ける感じにしようか。
摩天楼をスパイダーマンが行く感じにしようか。
山脈を鷹が飛んでいく感じにしようか。
そんな感じにカメラワークを妄想しながらテンション上がって使用申請を出していたのが年末。
師走の忙しなさに巻き込まれてすっかり忘れてしまっていましたが、Googleさんから承認メールがあったので、今更ながら使ってみようかと思います。
使用するには?
使うには一手間必要で、Googleアカウントでログインした状態で公式サイトへ行き、利用許可を個別に申請しなければいけません。
利用申請の方法
とはいえ申請自体は簡単です。
公式サイト右上にある[Earth Studio を試す]から登録画面へ。
登録完了すると後日Googleさんから[Welcome to Google Earth Studio!]といった件名のメールが届きます。
記載されたURLをタップしたらスタート画面です。
実際に使ってみました
さっそく触っていきます。
とりあえずざっくり使ってみたいのでスタート画面から[Quick Start]を選択。
テンプレート選択
するといくつかテンプレートが表示されました。これをベースに作成していくみたい。
画像をホバーすると動きが確認できます。
今回は5番目の[Fly To & Orbit]を選びました。
(東京タワーがカッコよかったので)
[Start]を押して編集画面へ移動します。
位置情報選択
下の検索バーに表示したい位置情報を入力します。今回は神田小川町にある弊社オフィスを入力。
入力できたら右側の緑ボタンをクリック。すると……
おおおおおおお!!!!!
カッコいい!もうすでに完成している!
まだテンプレート選んで住所入力しただけなのに!
詳細編集
Google Earth Studioはそれだけでは終わりません。
“Studio”なんて言うくらいですから、そこから更に細かくカメラワークやらお天気やら設定することができます。
時間なんかも設定できるのでそのうち夜景モードとか出てくれるとまたテンション上がりそうですね。
2019年4月現在はマクロ視点だと夜景っぽい光の粒が見えますが、近づくにつれて無くなってしまいます。
タイムライン形式でパラメータもたくさんあるので、かなり細かく作り込み出来そうですね。
気に入った編集が出来たら、右上の[Render]ボタンでレンダリングします。
動画の長さにもよると思いますが、私の環境では15~25分くらい時間かかりました。
完成したものがこちら
今回は詳細編集は割愛して、アングルだけちょこっと調整してみました。
画面中央が弊社ですが、テキストとか入れてあげた方がわかりやすかったかもですね。
【小ネタ】footageの連番画像をmp4に変換
この記事を作成するにあたって、「レンダリングした連番画像をmp4にしたい!」ってなったのでその方法もシェアです。
レンダリングしたzipファイルの[footage]ディレクトリまでcdして、FFmpegを使って以下のコマンドをターミナルから叩くことでmp4化できます。
$ ffmpeg -r 30 -i (”変換したい画像名”)_%03d.jpeg -vcodec libx264 -pix_fmt yuv420p -r 60(”変換したい動画名”).mp4
まとめ
使用感
UIがわかりやすく、動画制作初心者でも割と取っつきやすい感じでした。
AfterEfectsなんかとの連携機能もあるようなので、元々動画制作などされている方にも嬉しい感じになっています。
まとめのまとめ
お手軽にカッコいい空撮動画を作成できていい感じです。
ドローン空撮の料金プランを見てみると3~15万円くらいするみたいなので、つい比較しちゃいますね(貧乏性)。
今後動画コンテンツがネットを席巻していく流れの中で、目を引く空撮動画をお手軽に作れるサービス、重宝されるのではないでしょうか。
おわり。